2014年9月7日日曜日

媼の住い


桜散り鬱々とした昼下りいとおしくなり猫を撫でやる

遠方の友のメールに花水木咲きそろうとの添え書きのあり

集い来て平均年齢七十八歳春日(はるび)に入学熟年学級

山笑うかと新緑の山仰ぐ鳶が舞いて世はこともなき

庭に咲く花々を見て息災と安堵しました媼の住い

1 件のコメント:

HaraTetsuya1 さんのコメント...

桜散り鬱々とした昼下りいとおしくなり猫を撫でやる
(飼い犬を残して、母を見舞いに、実家の貝塚へ戻っている細君に、犬の苦手な私は、犬と向き合うしかない。犬君も相手が私だけの、なんだか妙な関係。猫は飼ったことがありませんが、よき関係を保たれていますね)

山笑うかと新緑の山仰ぐ鳶が舞いて世はこともなき
 (かつらぎ・渋田の里は、こともなく幸いです。しかし、列島は、神の怒りか、風水害に、御岳の噴火、さらには、人災にまみれて)

庭に咲く花々を見て息災と安堵しました媼の住まい
 (テーマの「媼の住まい」の意味がやっとわかりました。近くのおばあさんの暮らしぶりなのですね)