2016年10月11日火曜日

山桜


筍を掘る唐鍬にざっくりと手ごたえのあり夕餉の楽しみ

(ろう)じろ我ここにありと山桜笑える山のあちこちに咲く

鶯の上手に鳴きて季はすすみ木々の葉先がきららに光る

いつよりか猫との同居腐れ縁いうなればこれも一期一会か

集まりて笑顔を見せる老人ら八十超えてまだまだ生きる

1 件のコメント:

HaraTetsuya さんのコメント...

筍を掘る唐鍬にざっくりと手ごたえのあり夕餉の楽しみ
 (宝物を見つけた時の感覚、魚釣りの当たりの感覚)

御覧ろうじろ我ここにありと山桜笑える山のあちこちに咲く
 (桜の、このような褒め方もあったか)

いつよりか猫との同居腐れ縁いうなればこれも一期一会か
 (ここまで到った、作者の深い心情が分かる)

集まりて笑顔を見せる老人ら八十超えてまだまだ生きる
 (私をまじえて、老人の長生きに、ほとほと、感心する)