2017年6月15日木曜日

花笑う

           
山笑い猫鳥笑い花笑う初夏の珍事は白昼の夢


薫風を受けてきらきら光る樹々鶯の鳴く里に乾杯


東京に住まう息子をふと思いとりとめのない電話を掛ける


めぐり来て脳の手術を受けたとう翁は出雲の玉串を売る


これからは趣味を持たねばとう友のカメラを求めて量販店に

1 件のコメント:

HaraTetsuya さんのコメント...

薫風を受けてきらきら光る樹々鶯の鳴く里に乾杯
 (結句をあっさりと収めて佳歌)

東京に住まう息子をふと思いとりとめのない電話を掛ける
 (東都にあるお子さまを思う親心は切なく)

めぐり来て脳の手術を受けたとう翁は出雲の玉串を売る
 (不思議な人が巡り歩くものです)

これからは趣味を持たねばとう友のカメラを求めて量販店に
 (量販店は、そのような人であふれているようです)