2010年3月6日土曜日


奈良県賀名生(あのう)梅林1

奈良県賀名生(あのう)梅林2

2010年2月28日日曜日

青鷺連れて

aaa
青鷺を連れてわが師は逝き給う奥の高野のさらなる遠(おち)へ

花園という里にはたらき鷺を詠み祈り捧げしあなたは遠きに

わが終の師と決めいしに身罷りて仰げば空に黒き雪雲

これからはいただくは無し山畑の葉張り豊かに重き白菜

母恋の歌との出遭いに縁(えにし)得て師との十年まばたきの間に

在りし日のことの数多は消え行くも脳にとどめん確かな幾つ
 
眺めいる川はいちずに流れゆく新しき水つねに注ぎて
aaa

2010年1月19日火曜日


           烏瓜の終焉

         秋明菊の綿毛

      枯れ蓮

冬将軍

aaa
落葉みな掃き清められ歌聞こゆ八人通う峡の校庭

つながれし犬の咆哮谺して眼下に寄り添う過疎の屋根見ゆ

火の山は沈思の山に変わりたり柿はもみじ葉掃い尽くして

小春日に鳥の声なく鎮もりて冬将軍がしのびより来る

ご帰宅のやんちゃの猫のあちこちに草種付くを櫛で梳きやる

ご近所の連れ来る犬にわが猫は敵意あらわに吹いて逃げ散る

亀逃げてこころ安らか耳につく「逃がしてやれよ」の言葉も消えて
qqq