2009年6月11日木曜日


沖縄海洋公園イルカショー

沖縄美(ちゅ)ら海水族館

ああ沖縄

ああ
デモ連ね「返せ」と叫びし沖縄のホテルの棚に折鶴一羽  

夜も更けて砂糖黍畑に風騒ぐ沖縄びとの魂らがさわぐ

本土への復帰の年を尋ねしも首を傾げるホテルウーマン

長々と続く鉄柵沖縄のライトはアメリカ左ニッポン

沖縄の五月の海は沖遥か陽に輝きて軍船を見ず 
          
リゾートの珊瑚の砂に寄せ返す波にたわむる裸の孫は

無人駅ぽつりぽつりと人寄りて銘々黙して電車待ちいる

ああ

2009年5月12日火曜日

aa
母の丈抜きし細身の兄妹は桜の下に立ちて眩しも

ひさかたのツバメのさえずり亡母聞くかわが淀みいしこころハレルヤ

待望の燕は奥に迷い込み畳に糞を落とすもうれし

毛の抜けし狸一匹徘徊すわびしき村にも差別なき春

此度こそ更新したかと孫載せる嫁のブログを今また開く

庭の木を〝日向水木〟と命名す深夜におよぶ検索の末

うら若き山伏の法螺たどたどし初午護摩供盛り上がり欠く
ああ

2009年4月19日日曜日


歌友 菅原邸の枝垂桜 3月28日

吉野 4月3日

野良猫

nn
野良猫は如月に死す人間の憎悪を込めし団子を喰らい

「天国で物持てるならパソコン」とサラリーマンの一位の答え

パソコンにこころ疲れて喉渇き立ちし厨に余寒の闇満つ

うなだれて友に遅れて歩む子の通学風景我に重なる

室満たす大音響のハーモニー独りの無聊一人の快楽

幸せはこれから来るか幼らの流す女雛はゆらゆらとゆく

初午の柴燈護摩供に投ぜらる万の願いに我も一願