2009年4月19日日曜日

野良猫

nn
野良猫は如月に死す人間の憎悪を込めし団子を喰らい

「天国で物持てるならパソコン」とサラリーマンの一位の答え

パソコンにこころ疲れて喉渇き立ちし厨に余寒の闇満つ

うなだれて友に遅れて歩む子の通学風景我に重なる

室満たす大音響のハーモニー独りの無聊一人の快楽

幸せはこれから来るか幼らの流す女雛はゆらゆらとゆく

初午の柴燈護摩供に投ぜらる万の願いに我も一願

1 件のコメント:

haratetsuya44ad さんのコメント...

「憎悪を込めし団子を喰らい」(現実を活写した歌の強烈なインパクトを読者に与えます。)
「立ちし厨に余寒の闇が」(短歌らしい短歌ですね。)
「万の願いに我も一願」(近くに一願地蔵の小さな祠があって、願をかけています。)
「大音響のハーモニー」(よき音楽の、Beethovenでしょうか。Dvorakでしょうか。私は、春の情緒の爆発を「slovonic dance」に聴いています。
「幸せはこれから来るか幼らの流す女雛はゆらゆらとゆく」(あなた様の心情の一端を垣間見ることが出来ます。)
春の暮らしの充実した歌を示していただき有難うございます。/E