紀の川中流域の南岸から発信します。
どこまでもカラスはその身を漆黒に纏うているが血肉は真赤 (作者の、歌人としての鋭い感覚を推察する)劇はてて上弦の月仰ぎ見る熱き舞台の栗原小巻 (作者のマドンナが栗原ならば、私は、樫山文枝。月を仰ぎ見るは、詩文になります)忘れ得ぬ小一のころ校庭で疎開の少女が林檎をくれし (珠玉の様な想い出を抱かれて)夕暮れて時間が止まる物憂さに突然轟く鋭い雷鳴 (詩人の魂を呼び起こしたのでしょうか)わが里の自慢の長寿愛子さん天に召されぬ満百五歳 (十年前なら、九十歳を寿ぎたのでしょうが、驚くべきは人の命。村の自慢とは)正月の橋本短歌会でも、良き歌が生まれています。飛んで来てまた飛び続けようやくに羽根休めたる鳥のごと我 中野昌子 (ボブディラン「風に吹かれて」に着想を得て)寄生木に思い託して冬の幹透きし枝伸ばし空の夢きく 北村 薫ますますの発展を祈ります/E
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どこまでもカラスはその身を漆黒に纏うているが血肉は真赤
(作者の、歌人としての鋭い感覚を推察する)
劇はてて上弦の月仰ぎ見る熱き舞台の栗原小巻
(作者のマドンナが栗原ならば、私は、樫山文枝。月を仰ぎ見るは、詩文になります)
忘れ得ぬ小一のころ校庭で疎開の少女が林檎をくれし
(珠玉の様な想い出を抱かれて)
夕暮れて時間が止まる物憂さに突然轟く鋭い雷鳴
(詩人の魂を呼び起こしたのでしょうか)
わが里の自慢の長寿愛子さん天に召されぬ満百五歳
(十年前なら、九十歳を寿ぎたのでしょうが、驚くべきは人の命。村の自慢とは)
正月の橋本短歌会でも、良き歌が生まれています。
飛んで来てまた飛び続けようやくに羽根休めたる鳥のごと我 中野昌子
(ボブディラン「風に吹かれて」に着想を得て)
寄生木に思い託して冬の幹透きし枝伸ばし空の夢きく 北村 薫
ますますの発展を祈ります/E
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