2010年1月19日火曜日

冬将軍

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落葉みな掃き清められ歌聞こゆ八人通う峡の校庭

つながれし犬の咆哮谺して眼下に寄り添う過疎の屋根見ゆ

火の山は沈思の山に変わりたり柿はもみじ葉掃い尽くして

小春日に鳥の声なく鎮もりて冬将軍がしのびより来る

ご帰宅のやんちゃの猫のあちこちに草種付くを櫛で梳きやる

ご近所の連れ来る犬にわが猫は敵意あらわに吹いて逃げ散る

亀逃げてこころ安らか耳につく「逃がしてやれよ」の言葉も消えて
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1 件のコメント:

haratetsuya1 さんのコメント...

拝啓 (橋本のはらてつやです。)庚寅正月
 新しき年の初めを寿ぎ、ご多幸を祈ります。
 落葉みな掃き清められ歌聞こゆ八人通う峡の校庭
 (あなた様が、懐かしみ、いとおしむ田舎暮らしを歌って、秀歌です。なんとも、もの悲しく、のどかです。)
 つながれし犬の咆哮谺して眼下に寄り添う過疎の屋根見ゆ
 (懐かしい歌ですね。村を、村人を愛して、犬猫までも。咆哮、過疎の漢語を廃して、和語に置き換えれば、もっと和むでしょうか。)
 火の山は沈思の山に変わりたり柿はもみじ葉掃い尽くして
 (周りの山々さえ、あなた様には、懐かしく、温かく見守っているのがよく伺えます。田舎人だからこそ、かく歌えるのでしょう
。)童心を失うことなく、小鳥を愛し、亀を愛し、冬将軍さえも。
 ご自愛のほど祈ります。/E