2009年9月21日月曜日

青い山脈

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観たという「青い山脈」筋訊けば「変しい変しい」のみ覚えおり

夕餉どきグラスに満たす焼酎の琥珀色にて倖を呼ぶ

苛立ちを猫の背に向け「いいかげんにしろ」とまたまた悪態をつく

旅だちをせかされ未熟の子燕は小さき羽根ふり落ちて死にたり

夏日降る熊本城に蝉繁くガラシャ武蔵の霊魂燃ゆる

いまはむかし西海道の戦乱と燃ゆる若者白球競う

一株の蓮は池面を占拠してこの世の夏と花咲き誇る
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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

拝啓 彼岸会をご健勝のことと推察します。

観たという「青い山脈」筋訊けば「変しい変しい」のみ覚えおり
 (有名なエピソードを誰もが覚えていることの安堵感。私も覚えておりました。)

苛立ちを猫の背に向け「いいかげんにしろ」とまたまた悪態をつく
 (日頃の、侘び住いのご様子がわかります。私は、犬の背中に向けて独り言を言っております。)
 日常詠の、あなた様のご様子が眼に浮かびます。歌は,映像の役割を果たしてくれますね。
 私の彼岸会は、堺・宿院のお寺参りと、その向かいにある与謝野晶子生家あとの歌碑を見学しました.
 
 海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家      (与謝野晶子)

 ご自愛のほど祈ります。/E