2009年8月6日木曜日

日を食べる悪魔

mmm
蓮の葉は雨粒重き銀色に溜めては傾ぎ池へ転がす

母ともに仰ぎし銀河黒々と未知なる世界に慄きしこと

遠き日に煤硝子もて日を食べる悪魔の仕業を仰ぎ見しこと

わが身体引力強く素粒子のあまた集まりメタボの烙印

幼子の重み抱きあげ衰えし我が体力の程合いはかる

食細り「熱中症」との診断に「しっかりせよ」とわが猫叱る

「モチーフはおうちにいるでしょう」と言われ我が猫ながめて指折りて詠む
aaa

1 件のコメント:

haratetsuya1 さんのコメント...

蓮の葉は雨粒重き銀色に溜めては傾ぎ池へ転がす
 (観察力の鋭い、短歌らしい短歌に、あなた様の老練の実力を見ます。)

母ともに仰ぎし銀河黒々と未知なる世界に慄きしこと
 (母上様、ご存命でしょうか。親子のいい姿ですね。)

遠き日に煤硝子もて日を食べる悪魔の仕業を仰ぎ見しこと
 (煤ガラスの懐かしく、日食現象をこのように捉えられましたか。)

幼子の重み抱きあげ衰えし我が体力の程合いはかる
 (かすかなユーモアに、上品さをうかがえます。)

食細り「熱中症」との診断に「しっかりせよ」とわが猫叱る
 (あなた様は、猫派ですね。私も猫派ですが、家族は犬を飼っています。大変面白い歌になりました。飼い主は、さしずめ「吾輩は猫」の主人でありましょうか。)

歌の本質のひとつは、ユーモアにあるといわれます。よき歌を示していただきありがとうございます。/E