2014年9月7日日曜日

春彼岸日


春よ来い餌をもらえず寒に堪え鯉らはじっと寄り添い過ごす

春待たず鯉数匹が浮いている原因分からずただに悲しい

連翹の小株が花を開き初めここにいるぞと両手をかざす

土佐水木春の空気にそそと咲きわれが心の目薬となす 

うららかな春彼岸日に鶯も来鳴きて父母の墓石洗う

1 件のコメント:

HaraTetsuya1 さんのコメント...

連翹の小株が花を開き初めここにいるぞと両手をかざす
 (連翹も、土佐ミズキも、春を象徴する黄色の花をつけ、人の目を引きます)

土佐水木春の空気にそそと咲きわれが心の目薬となす
 (春のひと時を咲く土佐ミズキ。「心の目薬」とは、しゃれた詞。今、細君は、「土佐ミズキ」の土佐の室戸を、四国霊場の旅に、訪ねているはずです)

うららかな春彼岸日に鶯も来鳴きて父母の墓石洗う
 (近くに、お墓があっていいですね。父母、ご先祖が身近にいるようで。秋の彼岸を、ひと山、ふた山越えて、大阪・堺の泉北ニュータウン・鉢が峰墓地公園の、取り澄ましたような、先祖の墓に墓参。やがては、無縁になるのでは)

ふるさとの地、かつらぎ・渋田の里を歌って、地に足が着いた歌の落ち着いて、実感が伝わってきます。/E